2021年02月06日

生きる意味とビジネスのつながり

自分が生きる意味を考えたことがあるでしょうか?
ネットが普及し、様々なことが便利になったこの世の中で、若者の多くがこのことに考一度は頭を巡らせると思います。

一昔前であれば、生きているだけで高度経済成長の波に飲まれ、仕事仕事に明け暮れる毎日、。
ひとときの楽しみに、お酒を飲んだり、ディスコに通ったり。
適当に恋に落ちて、適当に子どもが生まれて、適当に家庭ができ、適当に孫が生まれる。
そんな風に気づけば人生が過ぎていることが多いのではないでしょうか?


もしかすると、現代人でさえ大きくはそれと変わらないのかもしれません。
しかし、現代は昔と比べると本当に多くの選択肢が生まれました。

ネットで情報を探せば、仕事につかなくても自分の力でビジネスを起こし、お金を稼ぐこともできます。
教育も、ネットがあればどんな人でもやる気になればほとんどのことを学べる環境です。
家庭状況によっては、難しい人もいるかもしれませんが、やはり一昔前に比べれば圧倒的に選択肢が増え、安定した暮らしをしている人がほとんどのはずです。

だからこそ、
この選択肢が豊富な時代に、自分の生き方に悩む人が現れるのです。
おそらく、この「生き方」について悩む人は現代に近づいて圧倒的に増えたと思います。

忙しい時というのは、どうしても目の前のことに心を奪われ、生き方なんてものを考える余白がない状態に陥りやすいです。

しかしながら、今の、特に若者世代は昔よりも人生について考える時間と、そして選択肢という名の自由と責任が重くのしかかっています。


企業にはいれば、何も考えずに定年まで働ける。
定年後は年金と貯金で自分の趣味で暮らしていく。

そんなフォーマットが決まっているような人生を歩める人が今の若者にどれだけいるかわかりません。
この十数年で、世の中の仕組みやあり方は大きく変わり、大手の企業ですら働き手を定年まで雇用する力や余裕はなくなり、力のない者は次々と解雇され、仕事ができる者が入ってくるようになりました。

自由度が高くなってきて選択肢がたくさんあるのが現代ですが、それと同時に安定やレールの敷かれたような人生を歩むことが非常に難しくなっているのも今の世の中です。

そんな時代なので、生き方について悩みを持つ人、考える人が増えるのは当たり前のことになってきています。


生き方について考える中で、よくテーマになるのはビジネスについてです。
これは「生きる」ということについて2つの捉え方があると考えられます。

1つは「生きる=食べていくこと、稼ぐこと」という見方です。
これは食べること、稼ぐことのために、自分の人生でどんなビジネスをするのか?どんな仕事をしたいか?ということです。

選択肢が多い現代なので、このビジネスを雇用されて行うのか。
あるいは自分自身でサービスを考え、流通を起こし、経済を動かす形のマイビジネスにするのか。
そこについても悩む人がいると思います。

そしてここも、一昔前に比べて圧倒的に後者の自分でビジネスを起こすことを考える人が増えました。


もう1つは、「生きる=社会で役に立つ存在として、何か自分にできることをすること」と捉える人です。
ビジネスをお金稼ぎや食べるために、という個人的な目的ではなく、社会や国、世界のために、自分という生命体がどんな役割を担うのか?何ができるのか?何があったら世界はもっと良くなるのか?という利他的な発想が根元にあります。


この自分が生きるためにビジネスを起こす人と、誰かのためにビジネスを起こす人とでは、生き方には大きな違いが生まれることは容易に想像できます。


今回お話しして行きたい内容は、この「生きる」ということにおける、捉え方の違いから、本当の意味で自分たちはなんのために生きるのか?を考えることをしていきたいです。

時代が変わって、選択肢が増え、自由度も増えた半面でたくさんの責任も増えた現代人。
そんな現代人が生き方を考えた時に、ビジネスとしてお金を稼ぐことを念頭に置くのか?それとも、誰かのため、社会のため、自分ではない何かのために、自分の人生を使うことを念頭に置くのか?

明らかに圧倒的な差になって巡り巡ってくるものが変わります。


前者はお金を稼ぐためなら、誰かの損があっても関係ない、ビジネスは競争だ、自分が利益をあげること、それが目的なんだ。
安いお金で多くの利益を得よう、相手の損得なんて関係ない。
そのようにビジネスを考えがちです。

後者は、お金を稼ぐことは、こういう人たちの笑顔のため、社会がよくなるための延長線上で得るものに過ぎない。
大切なことは、なんのためにビジネスをするのか。そのビジネスで笑顔になるのはどんな人か、自分が心健やかに、気持ちよく、この人生を送ることと、社会をよくすることはほとんど同じなんだ。
とビジネスを考えます。

なんのために生きるのか?その考え方の先で、あなたのビジネスが変わってくるとしたら、きちんと考えなければ、結果的に将来を大損させるかもしれません。

Posted by つくばちゃん at 20:08│Comments(0)
コメントフォーム
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。